バイクはどこで買う?初心者必見!ショップ選びひとつで変わるバイクライフ

バイクを初めて購入する時どこで買うか悩みますよね。ショップ選びはその後のバイクライフに大きな影響を受ける大切な1歩になります。

ここでは初心者の方に向けて、正規ディーラー・大手量販チェーン店・個人経営店それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。ベテランの方にも当てはまるかもしれませんので良かったら見て行ってください。

良いショップを見極めるコツや初心者が注意すべきポイントも紹介!目的やライフスタイルに合ったお店を選ぶことで、安心で楽しいバイクライフをスタートさせましょう。

目次

バイクはどこで買うべきか?バイク選びはショップ選び

ショップ選びはバイク購入の目的に合った選択が大切

  • レースが好きで、いつかサーキットを走ってみたい。
  • バイクの運転技術を向上させたい。
  • カスタムやファッションを通じて、バイクを楽しみたい。
  • ツーリングで仲間との時間を楽しみたい。
  • 整備が得意だから安価で走行距離の多い中古車が欲しい。
  • 故障に対応できないので、信頼性の高いバイクが欲しい。

たとえ同じ車種のバイクを選ぶ場合でも、目的によって選ぶバイクショップを考えよう。

うさ主任

オフロードが得意、ツーリングが得意、ロードレースが得意、車体は安いけどツーリングはやらない、などショップによって特色が様々。気になるショップを見つけたら、実際に行ってみてショップの雰囲気や自分の求めている事が得意なのか話を聞いてみよう。

バイクショップの種類とそれぞれの特徴

正規ディーラー

特徴

  • 国内外のメーカー(例:ホンダドリーム、カワサキプラザ、ヤマハモーターサイクルスポーツプラザ)が運営する公式販売店。
  • メーカーに特化した技術や知識を持つスタッフが在籍。
  • 主に新車や高品質の中古車を扱う。

メリット

  • 手厚い保証:メーカー保証にディーラー保障をプラスした独自の延長保証あり。
  • ニューモデルの試乗:新型車両に触れる機会が豊富。
  • 高い信頼性:純正パーツの入手が容易で、整備や対応の質が安定。
  • 限定モデルの購入:正規ディーラーでしか入手できない車両が購入できる。
  • 初心者に安心感:初心者が陥りがちなミスを防ぐ適切なアドバイスが得られる。
  • 金利が安い:低金利キャンペーンを開催している事がある。

デメリット

  • 価格が高い:新車価格が割高な場合がある。
  • 選択肢の制限:単一メーカーに限定され、他メーカーの車両が扱えない。
  • 柔軟性の欠如:部品の流用や特殊なカスタムは対応しにくい。
  • 気軽さに欠ける:修理や簡単な点検時でも予約が必要な場合があるなど、敷居を高く感じる場合も。

大手量販チェーン店

特徴

  • 全国展開の大型店舗(例:レッドバロン、バイク王、バイク館)。
  • メーカーを問わず新車・中古車を幅広く扱う。

メリット

  • 豊富な選択肢:複数メーカーや多種多様なバイクを比較検討可能。
  • 全国対応:全国ネットワークで店舗間の在庫取り寄せやサービスが可能。
  • 便利なアフターサービス:例として、レッドバロンのレッカー保証サービスなど。
  • 中古車の選択肢が多い:古い年式や珍しい車両が見つかりやすい。
  • 引越しや旅先でも安心:どこでも一定のサービスを受けられる。

デメリット

  • 店舗の質のばらつき:スタッフやサービス内容に店舗間で差が出やすい。
  • 中古者の価格がが高め:整備済み中古車の価格は安心感の分だけ上乗せ。
  • 新車購入はディーラーに劣る:納車が遅れることや、最新人気モデルのデリバリーが少ない場合も。
  • 金利が高い:ローンで購入の際、金利が高めな事が多い。

個人経営店

特徴

  • 小規模で地域密着型の店舗(いわゆる「町のバイク屋さん」)。
  • 店主が整備・販売を一手に引き受ける場合が多い。

メリット

  • 親身な対応:オーダーメイド感覚で相談やサポートが可能。
  • 信頼関係の構築:店主やスタッフが変わらないため長期的な付き合いが可能。
  • 地域密着:ローカル情報やニッチなバイクの知識に強い。
  • 柔軟な対応:特殊なカスタムや流用部品の取り付け相談がしやすい。
  • イベントが豊富:ツーリングや走行会など、バイクを通じた遊びの提供が上手なお店が多い。

デメリット

  • 技術力にばらつき:店によって整備や対応の質が異なる。
  • 整備に時間がかかる:スタッフが少ないため、修理が長引くことがある。
  • 相性が重要:店主やスタッフとの相性が合わないとストレスの原因に。
  • 対応車種が限定的:扱えるメーカーやモデルが限られる場合がある。

正規ディーラーは「安心感」を重視する初心者に最適、大手量販チェーン店は「選択肢の広さ」を求める人におすすめ、個人経営店は「親身な対応」や「特殊なニーズ」に応えたい人向けですね。

うさ主任

大手量販チェーン店や正規ディーラー店はツーリング先でのトラブル発生時や転勤、引っ越し時にも近くの店舗で同じサービスが受けられるのが魅力。さらに正規デイーラーはショップ独自やメーカー主催のツーリングを開催している事も多い。
個人店では家族付き合いの様な感じで付き合え、正規デイーラーでは味わえないよりコアなバイクライフが味わえたりするのが魅力。常連になると困った時など多少の無理も効きやすいが、一度関係性が崩れるとなかなか修復が難しい。

良いショップを見極めるポイント・ショップ選びに失敗しないコツ

良いショップを選ぶことで、安心してバイクライフを楽しむことができます。一方で、クオリティの低いショップを選んでしまったが故に修理費用の増大やトラブルが頻発し、そのトラブルから「もうバイクに乗りたくなくなった」なんて最悪な話をたまに聞いたりします。そうなって欲しくないので、次にいつくかのポイントをあげました。

店内の雰囲気が良いか

  • 他のお客さんの層やスタッフとのやり取りの雰囲気を観察する。
    • 客とスタッフが楽しそうに交流しているショップは、全体の雰囲気が良い証拠。
    • 対照的に、閑散として活気のない店は避けたほうが無難。

整備士資格を持っているか

  • バイクショップは資格がなくても経営可能だが、整備士資格の有無で信頼性が大きく変わる。
    • 特に地域密着型の小規模店では、資格の有無を確認するのが賢明。

スタッフの接客が丁寧か

  • 初心者にとって、気軽に相談できる雰囲気は非常に重要。
    • 技術や知識があっても、態度が悪ければ気持ちよく利用できない。
    • 実際にスタッフと話し、雰囲気や対応を確かめるのが必須。

アフターサービスが充実しているか

  • 車検、定期点検、修理保証、ロードサービスなどが充実しているか。
    • アフターサービスは、購入後の不安を減らし、トラブル時に頼れる存在になる。
    • サービス内容を事前にホームページや店頭で確認すると良い。

展示車がメンテナンスされているか

  • 展示車の状態は、その店の整備力を反映している。
    • 汚れたバイクや整備不足が目立つ場合、そのショップ全体のクオリティに疑問を持つべき。
    • 店頭の展示車は、実際に店内に入らずに確認可能。

整備エリアが整理されているか

  • 工具や整備スペースが整然と管理されているかを観察。
    • 整頓された整備エリアは、メカニックの仕事ぶりを示す重要な指標。
    • 今は多くの店が整備エリアを公開しているので、簡単に確認できる。

プラスαで考慮しておきたい条件

  • 自宅から近いか: メンテナンスやトラブル時に頻繁に通うことを考えると、近い方が便利。
  • 口コミや評判が良いか: SNSや知り合いのライダー、教習所の指導員からの情報収集が役立つ。
  • 好みのジャンルに強いか: 並んでいるバイクやスタッフの持つ車種で、得意分野を把握できる。

信頼できる最大の条件は整備力です。安全を最優先に考え、整備をしっかり行うショップは、安心でトラブルの少ないバイクライフを提供してくれます。さらにはバイク知識が深まり、新たな興味や趣味が広がるチャンスがあります。

うさ主任

ショップは自宅から近い方が色々便利。
遠くても片道1時間以内の範囲に留めておく事をオススメします。
あと最近では自店で販売したバイクしか修理を受け付けてくれない所も多いのでその点も考慮したショップ選びをしましよう。

バイク購入方法と気をつけておきたいこと

初心者にはショップ購入が安心

初心者にとって安心できるバイク購入方法は、良いバイクショップからの購入です。

  • アフターサポートが受けられる:購入後のメンテナンスや修理、保証などのサービスが充実しています。
  • 信頼性が高い:ショップでは整備済みのバイクが販売されるため、品質に安心感があります。
  • 手続きの負担が少ない:名義変更や保険加入など、初心者には面倒な手続きもサポートしてもらえます。

個人売買やネットオークションは費用を抑えられるメリットがありますが、初心者には不向きです。

  • 個人売買のリスク
    • 車両の履歴が不透明で、不具合が隠されている場合がある。
    • 名義変更や保険手続きが全て自己責任。
    • 整備を受け入れてくれるお店が少なく、保証もないためトラブル時は自己負担。
  • ネットオークションのリスク
    • 写真や説明文では不具合を見抜けない。
    • 不良品をつかまされる可能性が高く、現車確認が難しい。

バイクの経験、整備や手続きなど慣れてからの方が、個人売買やネットオークションに挑戦するのが賢明です。

うさ主任

初心者はネットオークションは避けた方が無難。どのみち後の整備や維持でバイクショップを頼ることになるため最初からしっかり整備された保証付きのバイクをショップで購入した方が結果的にお得になるケースが殆ど。

バイク選びの失敗【うさ主任の経験談】

以前、友人がオークションで安くバイクを買ったのですが状態が悪くてトラブル続き…。どうしてよいか分からなくなり、相談を受けました。最終的には一度みてくれと頼まれたので、交換が必要な部品を交換し各部の調整を行い一先ず安全に乗れる状態までには直したものの、それでも自分では絶対購入したくない状態の車両でした。購入した以上に?とまでは言い過ぎかもしれませんが、かなりの費用がかかました。

まとめ

  • バイク選びはショップ選び!バイクライフが大きく変わる。目的に合った店を選ぼう。
  • 良いショップを見極めるポイント(店内の雰囲気、整備士資格、スタッフの対応、アフターサービス、整備スペースの整理状況)をチェック。
  • 初心者はショップ購入が絶対おすすめ
  • ショップの種類のまとめ
項目正規ディーラー大手量販チェーン店個人経営店
新車購入NEWモデルのデリバリーが早く、安心・高品質NEWモデルのデリバリーがやや劣る事も取り扱えないメーカーもあり限定的な場合が多い
中古車購入比較的新しい年式のみ
在庫も自社ブランドのもので固定
在庫も豊富で選択肢は多い、ただし古い車両は状態に注意基本的に自店の下取り車のみのため在庫は少な目だが状態は良い物が多い
アフターサービス充実(保証・純正パーツ)独自の延長保証やメンテナンスパックなどを用意全国対応(レッカー保証など)独自の延長保証やオイルリザーブなどあり店主との関係性次第で柔軟、保険や提携カード付帯のレッカーなどを使用
対応の柔軟さ固定化されたシステム内での対応店舗ごとに異なるがわりと広範囲カスタムや特殊対応に強い場合が多い
コスト高め(信頼性重視)低金利ローンキャンペーンなどを行っている事もある適正価格(中古はやや高め)金利は高め、購入時は現金払いがお得店舗次第(交渉可能性あり)だが価格は高め、無理な値引き交渉は禁物

最後までお読みいただきありがとうございました。

ショップ選びの参考になりましたでしょうか?バイクを選ぶのと同じくらい大切なことがお分かりいただけたら嬉しいです。

うさライダー研究所では、皆さまのバイク選びに関する悩みや迷いを少しでも解消できるよう、役立つ情報をお届けしたいと思っております。

バイクライフをより楽しく素敵なものにするお手伝いができれば嬉しいです!

うさ主任の独り言

バイクショップ選びって本当に重要です、私も個人店から老舗大型量販店と色々なショップでお世話になってきました。

20年位前のことGWに四国の山奥を走行中にフロントタイヤの横(サイドウォール)を石で切ってしまいパンクさせてしまった事があります。パンク修理キットは持っていたのですがサイドウォールは修理不可能だった為、レッカーを呼びました。その時は老舗の大手量販店にて購入したバイクだったので近くに系列店舗がありそんなに待たずしてレッカーされ店舗でタイヤ交換、その日にツーリングを続行できました。

これまた10数年位前の事ですが知り合いのバイク乗りに初めてカワサキ系の個人店に連れて行かれました。初めての個人店との事もあり最初はお店との距離感が分からず、その時は2度と行かないだろうと思っていました。(店長さんから奥さん、常連さんまで凄く距離感が近くてホントに戸惑いました^^;)。その後、お店の方がちょっとしたイベントをちょくちょく開いていたりした事もあり少しずつ近寄る機会が出来、気が付けばそのショップにドップリとハマっていました。オフロードバイクに乗るきっかけを作ってくれたり、自分では気づけないツーリングルートや情報、マスツーリングの楽しさを気づかせて貰ったりと、常連さん達と楽しく過ごせた時間は今でも宝になっています。残念ながら個人的な理由でこのお店とは疎遠になってしまいましたが。。。

たまに個人店とチェーン店どちらが良いか?と聞かれるんですが「分からない」と答えています。どちらにもメリットデメリットがあり、こればっかりは人で合う合わないが違うので直接本人が判断してもらう他ないと思っています。強いて言うのであればバイクで「1人遊びが好き、出来る」人は量販店向き、「遊びを教えてほしい」人は個人店向きかな?

それではまた。

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